松尾式エコハウスとは

高性能住宅のトップランナー松尾設計室代表 松尾和也氏が提唱する「賢く無駄なく高性能」をコンセプトとした設計手法で建てた住宅。
4つの大きなポイントがあります。

パッシブ設計自然エネルギーを有効活用

夏は家に入る陽の光を遮り (日射遮蔽)、冬はたくさん取り入れる (日射 取得)、お日様の膨大なエネルギーを最大限有効活用するための設計手法です。方位、緯度経度、周囲の建物の位置や高さなどを加味して、間取りや形状を綿密にプランニングし、どの季節でも太陽の熱と光を活かした住まいを作ります。

高気密・高断熱熱の出入りを防ぐ

国が定める「断熱性能等級」と民間団体が提唱する「HEAT20」という基準で 断熱性能を表しますが、等級4以下では冷暖房してもどんどん屋外に漏れ てしまうような性能です。 専用ソフトのシミュレーションでは、30年住む前提の場合断熱等級6以上 (G2レベル以上)の住まいが、建築費と30年分の冷暖房費のトータルコストが一番安くなることがわかっています。

全館空調エアコン1台、コストダウン

大掛かりで高額という全館空調の常識を覆す、 松尾式全館空調システム。 夏は小屋裏エアコンで冷やし、冬は床下エアコンで暖め、家庭用エアコン1台の稼働で家中温度ムラなく快適な温度に保ちます。 パッシブ設計と高断熱・高気密の住まいだから実現可能となる手法です。

耐震等級3命だけでなく暮らしを守る

戸建て住宅の耐震性能は、等級1以上と定められています。これは震度6~7クラスの揺れに対し、すぐに倒壊しない=逃げ出せるというレベル。松尾式エコハウスは、警察署や消防署など防災拠点と同等レベルの耐震等級3。命だけでなく暮らしや資産を守る強さが住宅には必要だと考えています。

エコハウスは建築費が高額になる反面、入居後の光熱費を大幅に抑えることができます。 「住宅ローン+光熱費」という月々の支払いとして 比較すると、断熱等級4レベルの住宅よりも高性能エコハウスの方が入居直後からお得といえます。さらに居住性、とりわけ温熱と空気の環境がとても良いため、快適なのはもちろん健康への影響がとても大きいことが実証されています。